W杯2026開幕戦、フランスがセネガルを破る

北中米ワールドカップ2026は、熱戦の幕開けを迎えました。日本時間6月17日未明(現地時間16日)、グループIの初戦で優勝候補の一角と目されるフランス代表が、強豪セネガル代表と対戦し、3対1で勝利を収めました。この試合は、2002年の日韓ワールドカップ開幕戦でセネガルが歴史的勝利を収めて以来、24年ぶりの再戦となり、多くのサッカーファンが注目していました。

試合はニューヨーク/ニュージャージースタジアムで行われ、8万人を超える観衆が詰めかける中で開催されました。

エース・エムバペがフランスの歴史を塗り替える2得点

フランスを勝利に導いたのは、やはりエースのキリアン・エムバペ選手でした。彼はこの試合で2ゴールを挙げ、フランス代表歴代最多となる通算58得点を記録し、オリヴィエ・ジルー選手の記録を更新しました。

前半は両チームともに決定機を作るもスコアは動かず、0対0で折り返しました。セネガルはニコラス・ジャクソン選手がポスト直撃のシュートを放つなど、幾度かフランスゴールを脅かしました。

しかし、後半に入ると試合は動きます。後半21分(66分)、フランスはミカエル・オリーズ選手のスルーパスに抜け出したエムバペ選手が先制点をマーク。 さらに後半37分(82分)には、途中出場のブラッドリー・バルコラ選手が追加点を挙げ、リードを広げました。

試合終盤の後半アディショナルタイム5分には、セネガルのイブラヒム・エムバイェ選手が1点を返しますが、その直後の後半アディショナルタイム6分、再びエムバペ選手がペナルティエリア外からの強烈なミドルシュートを突き刺し、勝負を決定づけました。

マン・オブ・ザ・マッチには、エムバペ選手の先制点をアシストしたミカエル・オリーズ選手が選ばれています。

2002年の因縁を乗り越えたフランス

24年前、日韓ワールドカップの開幕戦で、当時王者だったフランスは初出場のセネガルに0対1で敗れるという衝撃的な結果を喫しました。その因縁の対決が、この北中米ワールドカップの舞台で再び実現したのです。 今回のフランスの勝利は、単なるグループリーグの1勝に留まらず、当時の苦い記憶を払拭する意味合いも持つと言えるでしょう。セネガル代表は、前半の奮闘やジャクソン選手のポスト直撃弾、そしてエムバイェ選手のゴールに見られるように、優勝候補フランスを苦しめる実力を見せつけました。

フランスのディディエ・デシャン監督にとっては、ワールドカップで監督として臨んだ20試合目の節目となる勝利となりました。

両チームの今後の展望

この勝利により、フランスはグループIでの首位スタートを切りました。次戦は日本時間6月22日、イラク代表との対戦が予定されています。 一方、惜敗したセネガルも、その実力は決して侮れません。堅い守備とカウンター攻撃は世界トップレベルであり、次戦のノルウェー代表戦での巻き返しに期待がかかります。

今回の試合は、北中米ワールドカップのグループリーグIにおいて、フランスとセネガルが互いの意地とプライドをぶつけ合う、見どころの多い一戦となりました。特にエムバペ選手の圧倒的な決定力は、今大会の行方を占う上で非常に重要な要素となるでしょう。両チームの今後の戦いから目が離せません。

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